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採用メッセージ

“不安だらけで当たり前”

未経験だし、本当に自分に
こんな仕事できるんだろうか。
そう思っていませんか?

「そんな不安は一切いりません。
心配しなくても大丈夫」
そうお答えすることもできますが、
それも少し違う気がします

普段目にする仕事じゃないから、
みんな最初は未知の世界です。
私たちは、新しい仲間が抱える不安に真摯に向き合い、
その人自身が一つ一つクリアしてゆく手助けを、
また時にはその気持ちから逆に何かを知り、教わり、
ともに成長してゆければと考えています。

達成感じゃない何か

「達成感がある仕事」、「満足感、充実感がある仕事」とよく耳にします。
私たちの仕事は少し違う気がします。
亡くなられた方のお世話をするということは、「お疲れ様でした」という言葉に表せます。
何もないところに何かを作ることでも、何かをより便利にすることでも、ありません。
そこにある人と人との想いを、伝えられるように、感じられるように、少しのお手伝いをさせていただくにすぎません。
だから、達成感とか満足感とかではなく、私たちはお仕事の中で、お客様に喜んでいただけた時に、何かを感じます。
それは言葉で表すのがむつかしいですが私は「安心」に近いと思います。
何かを生み出すわくわく感や、ドキドキ感は、私たちの仕事の現場にはないかもしれません。
その代わり、すべての現場が一期一会、一生に一度のセレモニーをお世話させていただく使命感、そして仕事を通して、普通に生活していたらなかなかできない、自分を見つめたり、人にやさしくなれたり。
言葉に表現しにくいですが、「生み出す」仕事ではなく「つなぐ」仕事です。

その人の心が資源

「生み出す」仕事ではないとお話ししました。だから“資源”は必要ないのですが、あえて言うなら、その人の心です。
誰でも、人を想う気持ちは必ず持っています。
でもそのことに気づいていなかったり、何かに埋もれていたり、中には、捨ててしまったと思い込んでいたり、なんて人も世の中にはいるかもしれません。
資源ですから、磨いたり、掘り出したり、いろいろなことが必要な場合もあるでしょう。
でも私たちはどんな人にも無限にあるはずだと思っています。
自分にはあるだろうかと不安になってしまいますよね。
不安になるくらいなら逆に大丈夫です。
少なくともダイヤの原石は心の中にあります。
仕事をしてゆく中で、お客様から多くのことを教わってゆきます。
そして自分の中の人を想う心を研ぎ澄ましてゆくことがきっとできます。
それは仕事に限らず、“人間力”を高め、人生にとってかけがえのない価値を持つ時間になります。

あるご遺族からの手紙

たくさんの方からありがとうをいただいていますが、あえてお客様のお声は載せません。
そういったお声は本当に私たちの励みになり、逆にお礼を申し上げなければいけないことです。
しかし私たちはありがとうと言ってもらえたことが結果とは思っていません。
そんな中で、下記のような内容のお手紙をいただいたことがあります。
実文をご紹介はできませんが、当HPのコンセプトと合わせて何かを感じていただけたら幸いです

その方は、お祖母様を亡くされました。
その方はおばあちゃん子でしたが、ある時からお祖母様は、認知症を患われ、徘徊、妄言などが酷くなり、孫であるその方のストレスと疲労は大きくなっていきました。

いつしかそのお孫様は、お祖母様に対して、知らず知らずに憎しみの心情を覚えるようになっていました。

お祖母様はお亡くなりになられました。
ご葬儀の際、湯灌の儀にお立合いになられました。
洗髪などをされ、気持ちよさそうなお祖母様をご覧になっているうちに、気が付くとその思いは変わっていました。

「幸せな時間だった」
「おばあちゃんは本当はすべてわかっていて、私を勉強させてくれていた」
そんな気持ちになりました。

そして化粧が終わり、その健やかなお顔を見たとき、その思いは涙となって溢れました。
お手紙の最後に「尊いお仕事ですね、頑張ってください」と締めくくってくださいました。

私たちが求めていることは、言葉でいうほど容易いことではありません。
でも、想いはつながります。
勉強させていただいたのは私たちの方だからです。

大変なご状況の中、お手紙を書いていただいたそのご遺族の方には、只々感謝しかありません。
幸せにお過ごしになられていることをお祈り申し上げます。

みんな違うから協力できる

当社のスタッフは、年齢、性別、職歴など様々です。
少し大きな話になりますが、「協力」っていったい何でしょうか?
当たり前ですが、世の中に同じ人は一人しかいません。
そしてその一人は完ぺきではありえません。
言い換えれば、得意なことと不得意なことが必ずあります。
それは、アメリカの大統領でも、ノーベル科学者でも同じことです。
全てを兼ね備えた一人の人間はいません。
人間はそれぞれが完全じゃないから協力できた。その結果人類は発展した。
と考えてみたとき、もし同じ人ばかりだったら、どう頑張ってもできないことが生まれてしまいます。

「みんな違う」=「人は完璧じゃない」。
秀でていることと欠けた部分をパズルのように補い合うこと。
自分の不得手を克服することは大事ですが、そのためには先ず、自分を知ることも必要です。
そこに、同時に隣人へのリスペクトとポジティブなコミュニケーションが生まれます。
それは先輩から後輩へも同じです。
私たちの合言葉は“a lot of value”たくさんの価値。
あなたの価値に目を向ける仲間がいます。ぜひエントリーをお待ちしております。

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